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BLOG DU COLLÈGEアロマ・フランス
コレッジブログ
2024.9.19
ベチバー蒸留会 2024.7.18アロマフランスの蒸留会に参加してきました。
今回の植物はベチバーです。
はじめにベチバーの女王。福岡の片山さんがベチバーについてお話をしてくれました。
愛情たっぷりにベチバーのお話をされるので、どんどん引き込まれていきます。
アロマフランスバージョンのベチバーイドロラも片山さんの会社で作っていただいてるものがあります。ドミニック先生のこだわりである「1対1」で蒸留されているベチパーイドロラです。
はじめに1対1のイドロラをつくって欲しいと言われたとき、
「1対1は出来ません!」と断ったことを笑っておっしゃていました。
ベチバーイドロラは、大腸内の水素やマクロファージを活性化してくれます。
また、ウイルス予防になると研究されているようです(98%)
マスクにシュッシュッとして使うと、こころも癒されます!
ベチバーの香りは3年以上育てていると香りが飛ぶといわれているようで、3年以内に採取することが通常とされているようです。
そこで、片山さんは「3年」が本当なのか実験したくなり、5年放置して蒸留を行いました。結果、香りは飛ぶことなく精油が取れたとおっしゃていました。これは日本だからか?どういったことが関係しているのか?まだわからないことがたくさんある植物のようです。
ベチバーの働きに「調和」があります。
香料として使う際、ゴミなどイヤなニオイを消す働きをするベチバー。
しかし、香水にすると、ローズなどほかの香りと調和してバランスをとる働きをします。
自信がないときや、「自分なんて」と思う時に助けてくれるベチバー。
自分の才能や自己肯定感を与えてくれます。人の影響を受けすぎているときに落ち着かせてくれるはたらきがあり、眉間に1滴ベチバーを置くと脳の鎮静にはたらきかけてくれます。
今回のベチバーはドミニック先生のファームで育てたベチバーを使用しました。
蒸留の数日前に根を掘り出し、一度水洗いして泥を落とし乾燥させたものを使用しました。
根を使用しますので「水蒸留」で抽出しました。
根をボトムに入れて温度を管理しながら蒸留します。
決して沸騰はさせずに、ボトムの中をかすかに振動する音で温度の上がり具合を確認します。
手で温度を確かめ、十分に温まり、蒸気が上がってきたら冷却装置に水を入れていきます。
蒸留水(イドロラ)が抽出できるまでの間、ドミニック先生によるベチバーについてのミニ講義が行われていました。
私はこころに関わることに興味があるので、精神面に対するベチバーのはたらきにワクワクしました。
500mlに一回、抽出したイドロラの香りと味を確認していきます。
香りや味はノートに記入してイメージをふくらませる。この作業が得意な方と苦手な方がいるのですが、感性は人それぞれなので、構えず、直感的に楽しむとよいのかもしれません。
意外なイメージが生まれてきて驚くこともあります。
出来上がったベチバーイドロラはみなさんに配り、持ち帰っていただきます。
このままでもたいへん良い香りですが、しばらく寝かすことで調和して深い香りにかわっていくようです。時々蓋をあけて、香りの変化を楽しみながら熟成するもの楽しみです。
それでは今回も楽しい蒸留会をありがとうございました!
毎月、蒸留会を開催していますので、アロマフランスのインスタ・ホームページ、お問い合わせをお待ちしています。
Qualité garantie
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高品質クレイや化粧水(ハーブウォーター)、精油、キャリアオイルなど当社では信頼の置ける生産者との直接交渉により品質に納得して買い付けを行った商品のみを販売しています。
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