クレイテラピー講座、フットパック実習

10月末から11月上旬まで北米カナダに旅行に行ってきました。

その間お休みしていたクレイ講座も先週の青森講座から再開しました。

11月17日のクレイテラピー講座の7回目は、フットパックの実習とホワイトカオリン・グリーンモンモリオナイトについての講座です。

ホワイトカオリナイトは優しいクレイというイメージが強いですが、他のクレイと同じく吸収・吸着作用や抗菌・抗カビ作用ももあります。
敏感肌や乾燥肌の方に使えるクレイとしてよく知られております。

エステ・美容目的としての使用をされるケースが多いですが、ケアの時にもうまく使うことが出来ます。

例えば、霜焼けの時ですね。

霜焼けの予防ならレッドイライトを使用するのはわかりますが霜焼けになっていたらもうレッドイライトを使えません。

その理由についてですが、まず、霜焼けの原因について考えていきましょう。

原因を理解しないとホワイトカオリナイトは適しているのはわかりにくいままです。

霜焼けは、温度が低くなるせいで起こる血行障害です。（だから、レッドイライトがいいと思わがち）
手や足などの末梢の血管は細く、血液が運ばれにくいですが、気温が低くなり血管が収縮して、血流はもっと悪くなって、炎症が起こります。
逆に温まると血管が拡張して、血管周辺の神経を刺激するために、痒くなる。
霜焼けが進むと患部の皮膚は厚くなって、乾燥して行って、固くなって、足や手の指はパンパンに腫れたり、関節が曲げにくくて、ペンが持ってないなどの支障までみられる。
あまりにも痒くかきむしったりすると傷ができて化膿したり、腫れがひどくなって、悪化することがあります。
霜焼けになりやすい人は長時間、寒いところにいる人、汗をかきやすい人、つま先が細い、キツ目、ヒールが高めの靴をはく人、もともと冷え性の人、霜焼けの家族を持っている人です。
冬になると霜焼けになるとわかっている人なら、予防対策で、レッドイライトのバスや足と手のエンヴェロップメントをまめにすることをお薦めします。。

予防ならレッドイライトで血行を良くするのは正解ですね。

しかし、霜焼けになっていたら、レッドイライトを使っていたら、血行が良くなって、痛みや痒みが一層きつくなるので、ホワイトカオリナイトが正解です。

ホワイトカオリナイトは乾燥・敏感肌、保湿効果、鎮静・鎮痛作用そして細胞再生作用もあるからです。
ホワイトカオリナイトを使うと組織が柔らかくなって、血管をゆっくり拡張していきます。

そうすると痒みや痛みがあんまり出なくなります。
エンヴェロップメントでも、パウダーでも、患部に湿布でも、手や足のバスでもいいですよ！
お風呂なら温めのお風呂はおすすめですね。患部をゆっくり温めると血管が急に拡張しなくなって、その周辺の神経にあたる刺激は少ないため、痒みや痛みが少ないでしょうね。

ハーブウォーターを同時に使うこともいいですね。
そんな時におすすめなのが、ヘリクリサムのハーブウォーターです。
湿布用のペーストを作るときにヘリクリサムとお水を混ぜて使うといいですね。

ホワイトカオリナイトを使用した後、皮膚塗布用のオイルで優しいマッサージをするといいです。
マッサージは患部だけではなく、足首や手首、ふくらはぎ、指の間、手や足の甲まで、優しく撫でるようにする。
病院へ行くとビタミンEと塗り薬を処方されると思います。
ビタミンEのサプリメントを飲んでもいいですし、食生活の中に特にビタミンEをとるといいでしょうね。

クレイテラピー講座７回目の話はこんな感じでした。

クレイパックの実習は足のパックでした。

その話をするつもりでしたが、なんだか、一人で霜焼けのことで盛り上がりました。

足のパックの話はまた改めてさせてください。

クレイテラピー講座の今後開講予定です。

11月29日　富山講座　at おれんじPeko

12月11日　東京・自由が丘講座　atグリーンフラスコ

1月27日　福岡県八女市講座　at星野村　高木農園

1月28日　鹿児島講座　at香りのお店maruta

1月30日　名古屋講座　atらくらくエコショップ

2月1日　大阪高槻講座　atアロマフランスコレッジ

それぞれの詳細はこちらからご覧ください。

出張クレイ完全講座　⇒

 

アロマフランスコレッジ

校長　前原　ドミニック