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BLOG DU COLLÈGEアロマ・フランス
コレッジブログ
2024.3.6
ネトルの蒸留会 2024.2.1515名の方が参加してくださっています。
ネトルは芳香植物ではありませんが薬効成分で知られており、この冬の間に体内に溜めこまれた老廃物を排出することに役立つといわれています。
ネトルのイドロラ(ハーブウォーター)の肌への働き、
収斂、鎮静などさまざまな用途で使用できます。
ネトルイドロラの精神面への働き、
浄化、洗浄、溶解、落ち着かない心に一体感を与えてくれます。
ネトルは、その日の朝にドミニック先生がお庭から採ってきたものを蒸留します。
(ドミニック先生のお庭にはいろんな植物があるようです)
今回は水蒸気蒸留法。
葉と新しい柔らかい根をハサミでカットしていきます。
ネトルには細かく鋭いトゲが無数にあり、
トゲが刺さるとかゆみが出るので分厚い手袋を使用しています。
細かく切ったネトルをカラムに入れます。
植物の蒸留はゆっくりと行われ、一回の蒸留会は2時間半から3時間を予定しています。
蒸留している間は毎回、ドミニック先生がその植物のお話をされます。
今回もネトルイドロラの歴史や、イドロラの使い方をくわしく説明されていました。
一度閉じてしまったアランビックは中が見えないので、
手で触りながら温度を確認します(熱いです!)
11時頃、部屋中にネトルの香りが広がりイドロラ(ハーブウォーター)が出始めました。
今日のイドロラの総量は1500mlを予定しています。
色は透明で表面にうっすらとオイル(精油)が浮いています。
ドミニック先生の蒸留会では抽出したイドロラの香りを嗅ぎ、味見していきます。
(とても楽しい作業です)
「ごぼうみたい!」
「土っぽい」
「薬みたいな?」
「カニ?」
「うまみがある」
「スープ?」
味見した感想を共有していきます。
ドミニック先生も、海っぽいにおいと不思議そうな顔をされていました。
話を聞いてみると、植物がどんな顔を見せるかは、やってみないとわからないことがたくさんあるとおっしゃっていました(季節でも変わるようです)
味、香りの感じ方に正解はなく、個人個人の価値観と経験があらわれる楽しい時間でした。
13:50、最後のイドロラが抽出され、本日の蒸留が終了しました。
(オイルが少しついています)
毎回、蒸留されたイドロラは参加いただいた皆さんにお渡ししています。
ドミニック先生がおすすめするイドロラの使い方は「クレイパック」
クレイを作るときの水分量の何割かをイドロラに置き換えてブレンドして使用します(もちろん全部をイドロラに置き換えても大丈夫です!)
ぜひ試してみてくださいね!感想もお待ちしてます(^ ^)/
Qualité garantie
アロマ・フランスのこだわりは生産者が見える商品です。
高品質クレイや化粧水(ハーブウォーター)、精油、キャリアオイルなど当社では信頼の置ける生産者との直接交渉により品質に納得して買い付けを行った商品のみを販売しています。
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