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  • 2023.12.5

    イドロラテラピー講座 ① 2023.11
    イドロラテラピー講座 ① 2023.11

    イドロラテラピー講座

    こんにちはねぎしです。
    気になっていた講座だったので、講座アシスタントではなく、生徒として参加してきました!
    講座を受けるきっかけになったのは、アロマフランスで定期開催されている蒸留会!

     

     

     

     

     

    イドロラテラピーってなぁに?

    イドロラテラピーは、イドロラ(ハーブウォーター)とテラピーを組み合わせたフランス語です。
    イドロラテラピーは精神と身体のつながりをホリスティックな観点からみていく植物療法です。
    イドロラ(ハーブウォーター)は精油よりも成分の濃度が低く、水溶性で禁忌がほとんどないこと、クレイとの相性がよいことも利点のひとつです。

     

     

     

     

    ドミニック先生が講座をはじめたきっかけ

    15年ほど前に、ドミニック先生がフランスで買い求めてきた良質なイドロラを、はじめは「蒸留水」として講座をしようとされていましたが、当時、認知度がない言葉であったことと「蒸留水」「イドロラ」が日本では「ハーブウォーター」と呼ばれていたことから、ハーブウォーターとして講座を始められたとおっしゃっていました。

     

     

     

    99.5%が水

    現在はイドロラの研究が進み、ネット検索をしてもイドロラで調べることができるので、ここでは「イドロラ」と統一してお話していきます。

    イドロラはクレイとの相性も良く、99.5%が水、残りの0.5%は芳香成分(0.5%入っていれば良い方とおっしゃっています)

    クレイに使用するときは、水溶性のものしか使えないため「油分」を含む精油は使用できません。

    また、メディカルハーブ、香り成分のない植物のイドロラもあります。

     

     

     

     

    注意点

    「間違っても植物を水に浸けただけの水は使用しないように!」とドミニック先生。

    イドロラを作るには2つの方法があり、ひとつが「水蒸気蒸留法」、もう一つが「水蒸留法」です。2つの違いは、水を温めて植物に熱を与えるか、直接、植物を水に入れて熱を与えるかの違いになってきます。

    どちらが良いではなく、植物の種類や部位によって蒸留法が変わるということです。

    (水蒸気蒸留法を行う、植物をつめています)

     

     

     

    イドロラが主役の蒸留

    そして大切なことは、イドロラをつくるときはイドロラが主役ということです。
    このときに取れた精油は、イドロラの副産物に過ぎません。
    良質なイドロラを採取するためには、1キロの植物から1リットルといわれています。
    ときとして、この時に精油が取れることがありますが、それはイドロラのおまけでいつも取れるわけではありません。

     

     

     

    芳香成分

    植物の葉の裏などに、香りを含む袋があり、蒸留が行われたとき、熱が加えられると、その袋は割れて香り成分は水蒸気に溶け込んでいきます。

    (ルーペで葉の裏を見ると確認できます)

     

     

     

    かたちを変えるエネルギー

    植物は水を媒介して熱が加わることで、蒸気の中に溶け込んでいきます。溶け込んだ蒸気は今度は冷やされ、結露し、また水に戻ります。この植物のすべての情報が入った水に戻った状態が「イドロラ」です。

    (精油成分が浮いています)

     

     

     

    イドロラの歴史

    イドロラの歴史は精油よりも長く、約4000年前、古代エジプト時代にはすでに使われていました。
    11世紀に、哲学者でもあり、医師のイブン・シーナによって蒸留法は飛躍的な発展を遂げていきます。

    イドロラの使用は18世紀になると絶頂期をむかえ、当時は200種類のイドロラがあったという記録が残っています。

    その後、イドロラの人気は精油に移り変わり、精油の抽出量を増やすための研究が進む一方で、イドロラは捨てられるようになっていました。

     

    精油の需要が高まる中でイドロラは少数派になり、1965年「フランスの薬局書」に載っていたイドロラは「ネロリ」と「ローズ」しか残らなかったようです。

     

     

     

     

    イドロラに禁忌はほとんどない

    イドロラには、酸や苛性、腐食性を持つ成分が含まれていないので、禁忌はほとんどありません。
    また、イドロラには依存性がないので薬との相互作用もありません。そのため、お子さんや妊娠中の方、ご年配の方のケアにも取り入れることができます。

     

     

    ここまで書いて気づきましたが、アロマフランスのHPに詳しい説明がありました(汗)
    「イドロラ&アロマテラピーとは」

     

     

     

    イドロラ紹介

    午後からは各イドロラの説明と使用方法、イドロラの個性のお話です。

    【今日のイドロラ】

    ・グランド・ファー

    ・ヤロー

    ・セントジョンズワート

    ・ヤグルマソウ

    ・ネロリ

    ・ワイルドキャロット

    ・レモンバーベナ

    イドロラの基本的な使い方、肌への適応例、心身の症状に合わせた使い方を勉強していきます。その中のいくつかを紹介していきますね!

     

     

     

     

    グランドファー

    グランドファーは、子供からご年配の方までに使用してもらいたいイドロラです。

    マツ科のもみの木の種類になるグランドファーは、地面から真っ直ぐに立ち上がるその姿から「天と地をつなげる植物」といわれています。

    感情面で落ち着かないとき、地に足をつけたいとき、グランドファーが助けてくれます。

     

     

     

    セントジョンズワート

    子供に対する処方が多く、子供の感情面によく働いてくれます。

    例えば、成長する過程での心の変化や、ケガをした時のショック状態(感情)を助けてくれます。

    肌に使用することは少ないイドロラです(効果が薄いため)

     

     

     

     

    ワイルドキャロット

    ニンジンに似た香りがするが、根っこはあんまり美味しくないとドミニック先生。

    セリ科の植物です。私がはじめて嗅いだときの印象は「おばあちゃんの家の裏山に匂い」でした。

    それを聞いたドミニック先生は

    「裏山にセリ科の植物が生えていたのかしれないね」とおっしゃり、私は田舎の家を思い出していました。

    香りは不思議と忘れていた記憶を、鮮やかに思い起こさせます。

     

     

    その他にも紹介したいイドロラがたくさんありましたが長くなってしまうのでここまで(泣)

     

     

     

     

    実習

    イドロラの説明が終わると、お待ちかねのイドロラブレンド実習です!

    実習では、ひとつ一つのイドロラを実際に使いながら、講座を振り返っていきます。
    今の体調、状態で好みの香りは変わります。

     

     

    45ccの容器に思い思いにイドロラを入れていきます。
    はい。ここからがセンスを問われるお話ですね。

     

     

    ブレンドが終わりお互いの香りを比べて楽しみますが、想定内な私の香りに微妙な顔しないでよーもぅ、、( T_T)
    ドミニック先生なんか適当に入れてるのに、なんでいい感じになるの?なんで?
    不満げな私を置いて、Tさんとドミニック先生は畑の話で大盛り上がり!
    気がついたら、今日の講座は終わっていました( ;∀;)

     

     

     

     

    次の講座では、いい感じにブレンドしてやるぞー!!
    最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)/

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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